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就職は自らの実存にかかわる問題/スタイルブランディング®コラム
社会は一人ひとりの人間に対し、自分は何か、何になりたいか、
何を投じて何を得たいかを問うことを求める。
この問いは、役所に入るか、企業に入るか、大学に残るかという俗な問題に見えながら、
実は自らの実存にかかわる問題である。
~P.Fドラッカー「断絶の時代」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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難しいこといいますよね。
確かに、自分の根源や強み、らしさ、ブランド・・・・いろんな言い方があり、
それが大切であるということも知っています。
それが、自らの実存にかかわる・・と言われてしますと、ちょっと何か
重たく感じてしまう人もいるかもしれません。
まだ、社会に出ていない学生や若い人には、ある種恐怖ともいえるんではないでしょうか?
キャリアに関する仕事を長年やっていると、社会に出る仕組みを、
大人がどんどん難しくしている気がするんです。
もちろん、自分の適性や強みを知り、自分にあう仕事や、やりたい仕事と
マッチングさせていくことは大切なことかもしれません。
現に、私もそのような支援をしていますし、採用をやっていた時もある種のデータに基づいて
合否の基準にしていたことも確かです。
大手の会社では、どんどん人物を測定するテストを開発し、企業も学生も踊らされてる・・
自分の強みややりたい事が見つからなかったら、社会に出れない、出てはいけないような風潮もなくはありません。
自らを問う、これは生涯続くものなのです。
ですから学生、若年層のみなさん、真剣に自らを問うたら、恐れずに社会に出てください。
そこでもまた、真剣に仕事をしながらまた自分を問うていきましょう。
そこには、悩んできた先輩たちがたくさんいますから。
株式会社スタイルブランディング
平山正人