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想起しやすさ/スタイルブランディング®コラム
(2014-04-14)
人は記憶の中の取り出しやすい情報に注目し、重視することが多く、
ひいてはそのような情報を基にして判断を下す傾向がある。
この現象は「想起しやすさ」(利用可能性)のヒューリスティック(経験則)
と呼ばれる。
~「選択の科学」著:シーナ・アイエンガー 訳:櫻井祐子 発行:文藝春秋
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確かに思い当たる節が多々あります。
誰かに何か贈りものをするとき、その人のいつもの服装や持ち物、
最近あった時の印象や発言を思い出して、贈り物を決めたりします。
何を食べようか迷った際にも、その前の食事、昨日の食事を思い出して
決めたりします。
会社の方向性を決める重要な決断においても、様々な角度から考えているようで、
実は印象深い経験や出来ごとに知らず知らずに影響を受けているのかもしれません。
出来事だけではなく、自分にとって影響力が強い人物の発言や行動なども、
同じだと考えます。
いずれにしても、そのような傾向が人間にはある、そして自分にもある。
ということを、意思決定の際に考慮する必要があるということです。
株式会社スタイルブランディング® 平山正人