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勝ちにこだわって生き延びた-2/スタイルブランディング®コラム
(2014-06-02)
戦って勝てるものじゃないといけない。
「あそこに行って戦おう」と言ったって、勝負にならないんじゃ、
お話にならない。しかも今勝てたとしても、
10年、20年とその分野で製品を出し続けて戦っていけるだけの地力はあるのか。
新規事業については、そういう視点で考えましたね。
~古森重隆氏:富士フィルムホールディングス会長兼CEO
出典:週刊東洋経済2014.4.19(東洋経済新報社)
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正しい論理を堂々とおっしゃっているところに、すごさを感じます。
「製品を出し続けて戦っていけるだけの地力はあるか」
という部分に、
企業としてのプライドと、経営者としての責任感を強く感じます。
やってみた結果、勝った・負けたではなく、
ずっと先でも勝てる算段をつけて勝負に出る。
これって、「ともかくやってみる」ことよりも強い決断が必要だと思います。
社会の未来を読み解く力と、自分たちの今と今までを客観的に把握する力の、
両方があっての決断です。
その決断に値する材料を集めた経営者、そして提供した社員や組織。
お互いが、覚悟あっての成せることです。
決断をするに値する材料を集めていますか?提供していますか?
株式会社スタイルブランディング® 平山正人