スタイルブランディング®コラム

勝ちにこだわって生き延びた-8/スタイルブランディング®コラム

(2014-07-16)

何とかなると考えることが、日本人の一つの欠点じゃないかな。
本当に決めなければいけない大事なことでも逡巡し、時間を置いてしまう。
日本企業の弱点も決断が遅いこと。経営するうえで、決断する時間の早さ、
タイミングの見極めはものすごく大事になってきます。

~古森重隆氏:富士フィルムホールディングス会長兼CEO
出典:週刊東洋経済2014.4.19(東洋経済新報社)
=========================================
決断のスピードとタイミング。これが一番難しいと思います。
早ければ良いものではなく、タイミングの見極め。
しかし何のタイミングを見極めるのかをはっきりとさせておかないと、
単に先延ばしにしてしまう。

このスピードとタイミングというのには、誰がどうやって決めるのか?
これが重要な要素になります。

多くに人に根回しをし、多くの人に恩恵のある決断、または支障のない決断をする。
結果、決断後もあまり変わりがない・・・なんて意味のない会議がありますね。

責任をだれがとるのか。
そのために経営という仕事があり、経営陣がいて、経営者がいる。

自分が決める覚悟が、
適切なスピードとタイミングでの決断には必須のようです。

株式会社スタイルブランディング® 平山正人