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戦略的直観とは何か/スタイルブランディング®コラム
戦略的直観は、漠然とした予感や本能的な直観のような「単なる直観」とは
一線を画す。単なる直観とは感情の一形態であり、思考ではなく感覚である。
戦略的直観はその正反対の概念で、感覚ではなく思考なのだ。
明確で傑出した思考をもたらす突然のひらめきが、人々の脳裏にある霧を晴らす。
ひらめきを得た瞬間、感情的に高揚しつつも、思考自体は冷静沈着である。
ついに自分が進むべき道が明確となり、気持ちが高ぶってくるだろう。
引用:「戦略は直観に従う」/著:ウィリアム・ダガン/発行:東洋経済新報社
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感覚ではなく思考。
思い、考えて、考えるだけではなく考え抜いて何かにたどり着く必要がありそうです。
難しいですね。
戦略的直観は、予感や本能的な単なる直観とは違うとありますが、
しかしそこに目をむけることが、
戦略的な直観につながるのではないか?と思います。
つまり、漠然とした予感や本能的な直観の背景に思考はないのか?
顕在化されていないだけで、そこにフォーカスして紐解いていけば、
考えて考え抜いた、経験値から考えた、思考=本能があるんだと思います。
単なる根拠のないのは勘。
だけどいくつもの経験値や考えの積み重ねでできた背景は、
顕在化されてはいないまでも、根拠ある直観になっているような気がしてなりません。
漠然とした、本能的な直観にこそ、その背景や潜在下にあるものは何か?
に興味を持つことが、戦略的直観につながる方法なのではないでしょうか。
株式会社スタイルブランディング® 平山正人