スタイルブランディング®コラム

目標を達成したとき/スタイルブランディング®コラム

(2007-11-01)


事業の定義は、組織が目標を達成したとき陳腐化する。
目標を達成したときは、お祝いをすべきときでなく、
事業の定義を見直すべきときである。

              ~P.F.ドラッカー「未来への決断」

引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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厳しい意見ですね。
これには、目標の達成の仕方が特殊で一過性のものなのか、
ある程度継続的に成果をだせるものなのかを見極める力が必要なのではないのでしょうか?

ある程度継続が可能であれば、
見直すべき時期を見逃さないようにする事が必要なのだと思います。
毎回毎回目標達成時に、今まで述べてきたポイント
「顧客と市場の観点から現実との一致」を確認し、
修正が必要かどううかの判断をしていくことをしていけば良いのではないでしょうか?

達成していると、現実との一致・不一致すら見ようとしなくなる、見る必要性を
感じなくという事をドラッカーは言っているのでしょう。

みなさんは、自身の成功体験をブランディングして、
陳腐化しないような努力をされていますか?

株式会社スタイルブランディング
平山正人