スタイルブランディング®コラム

他社との比較で知る強みと弱み/スタイルブランディング®コラム

(2008-05-01)


他社はうまくできなかったが、わが社はさしたる苦労なしにできたものは
何かを問わなければならない。
同時に、他社はさしたる苦労なしにできたが、わが社はうまくできなかった
ものは何かを問わなければならない。

               ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」

引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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確かに、この考えは重要です。
自分たちが得意とするところと不得手とするところを
客観的に比較掌握しておかなければいけません。

但し、自分たちがうまくできなかった事をどう捉えるかは、
もっと重要なことなのではないかと思います。
つまり、不得意な分野を得意な分野に変革していくのか、
それとも無視を決め込むのか。
以前にも書いた、世界の真のリーダーがトップに就任して
最初にやったこと。
「やらなくてもいい事」を決めるかどうか?です。

このトップの決断が大きな影響を及ぼす事は言うまでもありません。
個人でも一緒です。
とても勇気が必要な決断です。

株式会社スタイルブランディング
平山正人