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得意なやり方で仕事せよ/スタイルブランディング®コラム
仕事上の個性は、仕事につくはるか前に形成されている。
仕事のやり方は、強みや弱みと同じように与件である。
修正できても変更はできない。
ちょうど強みを発揮できる仕事で成果をあげるように、
人は得意なやり方で仕事の成果をあげる。
~P.Fドラッカー「明日を支配するもの」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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このドラッガーの言葉は、私にとってはとってもすっきるくるものです。
「仕事上の個性は、仕事につくはるか前に形成されている。」
というのは、キャリアカウンセリングをして、
「強み」を発見するプロセスを踏んでみると、よくわかります。
今の仕事のスタイルは、学生時代に鍛えられたことや子供の頃からの習慣が
大きな影響を及ぼしている事が、多くの場合見受けられます。
この「仕事上の個性」を私は「スタイル」と呼んでいて、
この仕事上の個性は「修正できても変更はできない」と言っている部分は、
「時代やキャリアによって個性は修正していくもの」=「ブランディング」と
捉え、「スタイルブランディング」という社名にしているのです。
最近、就職活動を目前とした大学3年生に、
「強みをみつける」という講義をする機会が何度かありました。
自分の強みを見つけ出す事に頭を悩ましている学生に出すヒントは、
「答えは部活やバイトや子供のころからの習慣にあり、自分が無意識にとって
いる行動や思考性を、書き出してみれば、おのずと見えてくるはず・・」
そうです。
ドラッガーの言うとおり、仕事の強みのベースは、
仕事する以前に形成されていて、これを社会人になってどれだけ伸ばしているか。
それによって、仕事の個性の幅や奥行き、深さが増してくるわけです。
株式会社スタイルブランディング
平山正人
皆さんが発揮している仕事上の個性のルーツはなにか・・
昔を振り返って、原点を確かめてみてはいかがでしょう。