リレーションシップカウンセリング／経営者向け 意思決定支援／東京

植え替えられれば燃える／スタイルブランディング®コラム

企業という柔軟で流動的な組織さえ、
人を同じ仕事、同じ環境に閉じ込めようとする。
閉じ込められているほうは飽きる。
燃え尽きたのではない。
違う種類の挑戦に応ずべく、新しい環境に置かれること、
すなわち植え替えられることが必要なだけである。

　　　　　　　　　　　　　　～P.Fドラッカー「乱気流時代の経営」

引用：「仕事の哲学」著者：P.F.ドラッカー/編訳：上田惇生/発行：ﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞ社
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新しい年の最初の言葉は、これを選びました。
「植え替え」という表現は面白いですね。
ガーデニングなんかで、植物の植え替えをやったことがある人は、感覚的にわかるかもしれません。
土を変えて、水はけをよくし、大事に植えかえてあげると、
なんだか新鮮な気持ちになったり、成長しそうな気持になります。
人間にもあのような状況が必要だということでしょう。

植物は自分では土のメンテナンスや植えかえそのものは出来ませんが、
人間は、会社がやってくれなくても自分で何らかの工夫ができます。
転職や異動も願い出る前にちょっと立ち止まって、
自分の土を自分なりに水はけよくしたり、栄養を加えたりしてみるのも、
良いアイディアです。新しい目線で今までの事が見られれるかもしれません。

経営者や幹部の皆さん。
自分の組織の土にきちんと栄養素を与えていますか？
水はけをよくしていますか？
太陽と水を与えているだけでは、花や作物は成長しませんよ。

器が小さすぎても、成長が止まります。
全体を見て、効果的な植えかえを考えていますか？

株式会社スタイルブランディング
平山正人