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3年毎に見直す/スタイルブランディング®コラム
イノベーションに優れた企業は、ほぼ3年毎にすべての製品、
プロセス、技術、サービス、市場を死刑の裁判にかける。
この製品やサービスを手掛けていなかったとしてなお始めるかと問い、
答えがノーであるならば、検討しようとは言わずに、どう手をひくべきかを問う。
~P.Fドラッカー「マネジメント・フロンティア」
引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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「チェンジ・エージェントに必要な4つの活動」をご紹介しましたが、
それに関係する言葉の1つと理解します。
3年毎と、ドラッガーは言っていますが、今の時代ではもっと早く
なっているようです。
それはそれで正解なのでしょう。
それをやらなかった、というかやれなかったGMなんかは、
えらいことになってしまっていますよね。
あのGMが・・・GM車に乗っていた自分も、悲しい限りです。
GMに関して言うと、1994年にサターンという車を投入したことが、
GMの混乱の一端となっているようです。
というのも、それまではシボレー/ポンティアック/オールズモービル/
ビューイック/キャディラックという各ブランドが、
階層別にうまく機能していたのに、サターンを投入したことで、
サターンとキャデラックの間のすべてのブランドが、全部中間市場になり、
顧客がGMの車を選ぶのに混乱したあげく、別の会社の車に移っていったと
聞いたことがあります。
その失敗にGMの経営陣が目をつむった事が、
今日を招いたのではないでしょうか?
どう手を引くか?問うてみませんか?
株式会社スタイルブランディング
平山正人