リレーションシップカウンセリング／経営者向け 意思決定支援／東京

予期せぬ成功は絶好の機会／スタイルブランディング®コラム

予期せぬ成功ほど、イノベーションの機会となるものはない。
これほどリスクが小さく、苦労の少ないイノベーションはない。
しかるに、予期せぬ成功はほとんどが無視される。
困ったことには、存在さえ否定される。

　　　　　　　　　　　　　～P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」

引用：「変革の哲学」著者：P.F.ドラッカー/編訳：上田惇生/発行：ﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞ社
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確かに「予期せぬ成功」ほど、ラッキーなことはありません。
がしかし、その存在を無視したり否定まではしないものの、
成功した本質に目を向けない傾向は、自分にも見受けられます。

「多分、こんな準備が功を奏したんだろう・・」
「あそこでこんな対応ができたからうまくいったんだろう・・」

そんなちょっとした振り返りで済ませてしまっているのが現状です。

クライアントの前でのプレゼンや、学生の前での講義、
カウンセリングにおいての関係構築等など、状況や場面は
多岐にわたりますが、振り返りの程度はそんなものです。

実感としては、その程度の成功の認識では「次はもうない」ということです。
偶然を必然に変えるためには、どこでなにが起きていたのか？
それはどんな要因でおきたのか？内的か？外的か？
そんなことを分析して掴んでおくことが大事なんでしょう。

しかし、重要なのは「成功をイノベーションの機会」にすることです。
繰り返し成功をさせることも大事ですが、そこで起こったことを機会にして、
新しいものを生み出すことにも目を向けていきたいと思います。

株式会社スタイルブランディング
平山正人