スタイルブランディング®コラム

組織に対する貢献を問う/スタイルブランディング®コラム

(2013-05-01)

組織に対する自らの貢献を問うことは、
いかなる自己啓発が必要か、
いかなる知識や技能を身につけるか、
いかなる強みを仕事に適用するか、
いかなる基準をもって自らの基準とすべきか
を考えることである。
                         ~P.Fドラッカー「経営者の条件」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================
「組織に自らの貢献を問う」とありますが、何のために組織に貢献するのでしょうか?

売り上げ目標を達成するため?
利益を確保するため?
高い評価を得るため?
家族を幸せにするため?

どれも間違っていないと思いますが、
そもそも私たちは何に対して仕事をしているのでしょうか?
所属する組織でしょうか?

私は「お客様」に対してだと思います。

組織(企業・団体)の先には何らかのお客様がいます。
自社の商品やサービスにお金を払ってくれる人や企業。
自分たちに何らかの魅力を感じてくれて応援してくださる方々。

組織の先にあるお客様に一層喜んでいただければ、
自分が存在する組織のファンが増えて注文や売り上げが増える。
そうすれば自分の仕事があり、結果給料がもらえる。

だからこそ、知識や技術を身に着ける事も、強みを発揮することも、
組織の先にあるお客様に貢献することを意識しないと、
組織にも貢献できないと思います。

お客さま-組織-自分

この順番で物事を見直してみてはいかがでしょうか?

株式会社スタイルブランディング® 平山正人