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重要な決定に集中する/スタイルブランディング®コラム
成果をあげる者は、さほど多くの決定は行わない。
重要な決定にかける時間を間違う者もいる。
重要な決定に時間をかけずに、意味のない、
しかも易しい決定に時間をかけている。
~P.Fドラッカー「非営利組織の経営」
引用:「実践するドラッガー【行動編】」/発行:ダイヤモンド社
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日常行っている意思決定は、実は重要な決定がなされている上で、
行われているものなのではないでしょうか。
会社の方針、クライアントの意向、自分の流儀、優先順位・・・
これらの事の決定、時間をかけ、時には見直し、さらに吟味する。
そうやって、根幹部分の意思決定を違和感のないものにしておくことで、
日々の意思決定が、判断というレベルになり、スムーズに行われるのだと思います。
こういう構造にしておけば、
判断したものに対して違和感を覚えるアラームが自分の中で鳴り、
判断を修正することができるのではないでしょうか。
人は間違えますし、感情もあります。
心身ともにいつも同じ状態でいることが難しい生き物です。
この案件を進めるべきか否か、この人材を採用すべきか否か、
この取引先との関係を見直すべきか否か・・・・
目の前に積み上げられた意思決定の材料の質・量が重要な鍵を握ることは、
言うまでもないことですが、意思決定した事に対して責任を負うには、
すでに意思決定してある(であろう)重要項目に立ち返ってみる。
自らのビジネスや人生において、重要な決定事項は何か?
を自らで定義し、それを時間をかけて決めておくことが重要そうです。
そして意思決定をしたら、たまにはそれと向き合い、修正する必要がないかを確認する。
そんなメンテナンスも、意思決定には必要そうです。
株式会社スタイルブランディング® 平山正人