スタイルブランディング®コラム

問題の根本を問う/スタイルブランディング®コラム

(2013-11-28)

問題が一般的なのか例外的なのかが明らかになれば、
何についての問題か、何が問題か、何が問題解決のカギかを
見つけやすくなる。
ただし最大の危険は、問題を誤認することではなく、
不十分なとらえ方しかしないことにある。
       ~P.Fドラッカー「P・F・ドラッカー経営論」

引用:「実践するドラッガー【行動編】」/発行:ダイヤモンド社
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ドラッカーが言う、最大の危険には陥りたくないですね。
問題を誤認するよりも、不十分なとらえ方の方しかしない方が、
危険だと言っています。

不十分なとらえ方とは何でしょうか?
それは、問題の根っこにたどり着こうとせずに、
中途半端なところで解を求めてしまうことなのではないでしょうか。

私たちは、顕在化されている事象に惑わされがちです。
誰かが言っている事実らしきことに惑わされがちです。

何が問題なのか、なぜ、このような事態になっているのか、
なぜ、自分の気持ちがこんな状態なのか、
そこと向き合うことが、大事そうです。

株式会社スタイルブランディング® 平山正人