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他人の選んだものは選びたくない/スタイルブランディング®コラム
(2014-03-19)
彼は自分の希望にぴったりのものが何であり、なぜ自分がそれを欲しいのかを
承知しており、自分一人でその結論を出したこともわかっていた。
それなのに土壇場になって、一言でいえば「まねっこしたくない」という理由で、
優先順位をころっと変えたのだ。
~「選択の科学」著:シーナ・アイエンガー 訳:櫻井祐子 発行:文藝春秋
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論理的に考えて選択したはずのもの(こと)が、
最後の最後に一瞬にして違うものを選択してしまうことがあります。
それが「他人の選んだものは選びたくない」という感情。
「みんなと一緒の安堵感」よりも「そっちを選んだんだ!」という、
ちょっとだけ特別な感じがする選択をしてした経験は、
多くの方があるのではないでしょうか。
その選択の先にあるのは、
「この選択でよかったんだ」「たまには個性的であっていい」といった、
自らの意思決定に対する振り返りを行い、
自分の選択が正しかったんだということを自らで立証する作業です。
どれも間違った選択=意思決定ではない。
後付けでも、筋が通れば良し。
理論や理性的なプロセスを超えた意思決定も時にはありだと思います。
株式会社スタイルブランディング® 平山正人