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創造性とは物事を結び付けること/スタイルブランディング®コラム
ジョブスは1996年の「ワイアード」誌のインタビューで、次のように説明している。
『創造性とは、まさに物事を結びつけることである。創造的な人にいかにして物事を
成し遂げたかを尋ねたならば、彼らは少々後ろめたさを覚えるだろう。
というのも、彼らは自ら何かを創造したわけではなく、単に何かを見出しただけだからだ。
ただし、その何かが明確に意識されるには、しばらく時間を要する。
自分自身の経験を結びつけ、新たな「何か」に統合する必要があるからだ。』
引用:「戦略は直観に従う」/著:ウィリアム・ダガン/発行:東洋経済新報社
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このジョブスのコメントで私が注目したい言葉が、
「見出す」と「統合する」という部分です。
創造性と聞くと、「クリエイティブな発想で新しいもの(こと)を生み出す」という
イメージを持ってしまいます。
どちらかというと、クールでスマートなジメージがあります。
しかし、創造性の源はマジックではなくルーティン=習慣なのかもしれません。
自分自身の複数の経験や知識=知見と知見とを統合し、
知見を予見に変えて、先を見ることを日頃から意識して行う。
その積み重ね、繰り返しの中で、
時にはひらめいたり、時にはひねり出したりして、何かを見出す。
これをどれだけやるか?
見出すとは、偶然に見つけるのではなく、必死になって何かを見つけ出すイメージです。
泥臭くて、地道な道のりですね。
そういうことができる前提として、知識や経験のインプットが大事だと感じました。
株式会社スタイルブランディング® 平山正人