スタイルブランディング®コラム

基本に基づいて解決する/スタイルブランディング®コラム

(2007-01-29)


真に例外的な問題を除き、あらゆるケースが基本に基づく解決策を必要とする。
原則、方針、基本による解決が必要となる。
一度正しい基本を得るならば、同じ状況から発する問題はすべて実務的に処理できる。

                    ~P.Fドラッカー「経営者の条件」

引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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「迷ったら基本(原点)に戻れ」なんて言われますよね。

会社で「基本方針」や「経営原理」「綱領」といったものを朝礼で唱和したりする事ないですか?
私はそういった類の事がとても苦手だったんですが、
判断に迷ったりした時に、その言葉に戻ると判断基準がはっきりしてくる経験をしました。
「何でこの仕事してるんだっけなあ」「大事にする優先順位はなに?」なんて時に、
普段おざなりに朝礼で発している「綱領」や「行動指針」を思い返してみてください。

部下から相談があった時や、問題の解決策を考えたり、判断を仰がれたりする時、
上司や経営層にプレゼンをする時、対外的に自社の事を話したり伝えたりする時、
思い出してみてください。

自分の意思決定の拠り所がみつかると、ドラッカー的に表現すれば「正しい基本を得る」
ことができれば、それを仕事の中で実践する事で問題解決、意思決定の共通軸になって、
ひいては組織の共通語になっていくかもしれません。

株式会社スタイルブランディング
平山正人