スタイルブランディング®コラム

強みは具体的で特殊なもの/スタイルブランディング®コラム

(2008-03-15)


あらゆる企業が自らの強みを知り、その上で戦略をたてる必要がある。
何をうまくやれるか。成果をあげている分野はどこか。
しかるにほとんどの企業が、あらゆる分野においてリーダーになれると考える。
だが、強みは常に具体的であって特殊である。

               ~P.F.ドラッカー「乱気流時代の経営」

引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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今回のドラッカーの言葉は、
「強みは常に具体的であって特殊である」という部分が肝です。
そう、「常に具体的である」ということです。
それに私なりの考えを入れさせていただくと、
「具体的である上に、再現性と継続性があり、陳腐化させないこと」
となります。

具体的であっても、再現性や継続性がなかったり、陳腐化していたりする場合があります。
これは、個人にもいえることで、面接等の場面においては、
その方の「強み」に関して、具体性と再現性と継続性を伺い、
陳腐化していないか?を判断し、企業の強みとのマッチングをしていきます。

「自分たちの具体的な強みを使って何ができるか?」
考えてみてください。

株式会社スタイルブランディング
平山正人