スタイルブランディング®コラム

仕事をマーケティングする/スタイルブランディング®コラム

(2008-07-15)


人をマネジメントすることは、仕事をマーケティングすることを意味する。
マーケティングの出発点は、組織が何を望むかではない。
相手が何を望むか、相手にとっての価値は何か、目的は何か、成果はなにかである。

               ~P.F.ドラッカー「明日を支配するもの」

引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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ここでは、最後の部分で「望む」「価値」「目的」「成果」というキーワードが出てきています。
僕は、優秀といわれるリーダーやマネージャー、管理監督者においては、
預かっているチームや個人に「いかに成果を出させてあげられるか」が、
とても大切な要素の一つだと思っています。
チームや個人が、思い切って成果を出せない・・
つまり能力を発揮させて結果に結びつけさせてあげられないリーダーの元で、働きたいと思うでしょうか?

もちろん成果を出させるには、様々な要素が必要でしょう。
しかし、「少々きつくてもあの人のところなら成果がだせる」と
メンバーや社員に思われる人こそ、マネジメントの責任をは果たしていると言えるのではないでしょうか。

社員や部下の成果があがらないのではなく、あなたが成果を出させていないと
考えてみて、自分のマネジメントを見直してみませんか?

株式会社スタイルブランディング
平山正人