スタイルブランディング®コラム

ボランティアの動機付けが必要/スタイルブランディング®コラム

(2008-07-01)


知識労働者の動機付けは、ボランティアの動機付けと一緒である。
ボランティアは、まさに報酬を手にしないがゆえに、仕事から満足を得る。

               ~P.F.ドラッカー「明日を支配するもの」

引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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これは、報酬が必要ない、重要ではないと言っているのではないと思います。
人は働く動機が仕事そのもの(内容や目的)にもないと、満足を得られないということでしょう。
自分が、自分の知識が役に立っている。
成果に結びついている・・という実感と事実が必要だということです。

そしてその動機付けは、本人だけが勝手にするものではなく、
同僚や先輩、後輩、職制上の上下左右でお互いが動機付けし合えば、良いのです。

「○○さんのアイディアであの仕事助かったよ」
「○○君のあの時の経験が今度の仕事には必要なんだ」

モチベーションがいま一つ上がらない同僚や仲間がいたら、
そんな一言をかけてあげてください。

株式会社スタイルブランディング
平山正人