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人事は強みを中心に捉える/スタイルブランディング®コラム
(2008-08-15)
成果をあげるためには、強みを中心に捉えて異動を行ない、昇進させなければならない。
人事においては、人の弱みを最小限に抑えるよりも、強みを最大限に発揮させなければならない。
リンカーン大統領は最高司令官の人選にあたって、グラント将軍の酒好きを参謀から注意されたとき、
「銘柄がわかれば、他の将軍にも贈りなさい」と言ったという。
~P.F.ドラッカー「経営者の条件」
引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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リンカーンの言葉は、彼の器の大きさを表していますね。
同じことを我々凡人がやっても、効果のほどはわかりませんが・・
さて「人事の結果」を当人に伝えたり、メンバーに伝えるとき、きちんと理由をフィードバックしていますか?
何故、その役割を担ってもらうのか?「動機付け」を本人にし、
「納得する」理由をメンバーにきちんと伝えられますか?
会社が求めることを明確にし、それを担う当人の「強み」を説明できれば、
その異動や昇進は違和感なく周囲に受け入れられるものです。
もう一度、メンバーの「強み」を見つめなおしてみてください。
ちなみに、リンカーンに抜擢されたグラント将軍は、のちに第18代の米国大統領に就任いたしました。
彼が好きだった酒が何だったかは、わかりません・・
株式会社スタイルブランディング
平山正人