スタイルブランディング®コラム

組織構造は業績の前提条件/スタイルブランディング®コラム

(2008-11-01)


組織構造が優れていれば、優れた業績がもたらされるわけではない。
憲法が優れていれば偉大な大統領がもたらされるわけではなく、
法律が優れていれば道徳的な社会がもたらされるわけではない。
しかし、組織構造が間違っていれば、
マネジメントがいかに有能であっても、優れた業績はもたらされない。

                ~P.F.ドラッカー「現代の経営」

引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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組織構造は、人と機能で担保されていると思います。
使う人がその機能を把握していなかったり、ましてや信頼していないと、
そこからは生産的なものは生み出されません。
逆に、マネジメントの仕方によっては持ちうるポテンシャルを十分に発揮せず、
有効な機能を果たさないまま、低水準な結果しか出しません。

ましてや企業の組織構造を構成する主要因は人です。
そこには感情や思いが存在します。

ボタンを押せばシステマチックに動く組織を作っても、そこには魂は存在しないでしょう。

マネージャーの首を挿げ替える前に、機能が時代遅れになっていないか?
トップは検証する必要がありそうです。

株式会社スタイルブランディング
平山正人