- TOPPAGE
- スタイルブランディング®コラム
- 部下の成功を自らの成功ととらえる
部下の成功を自らの成功ととらえる/スタイルブランディング®コラム
優れたリーダーは強力な部下を求める。
部下を激励し前進させ、誇りとする。
部下の失敗に最終的な責任を持つがゆえに、
部下の成功を脅威とせず、自らの成功ととらえる。
~P.Fドラッカー「未来企業」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
============================================================
ドラッガーらしい言葉です。
でも、実際の職場における様々な場面においては、
ちょっと微妙な表現だと思います。
「部下の成功を自らの成功ととらえる」・・・
ちゃんと伝わらないと、「部下が出した成果を取る上司」と
とらわれかねません。周囲の評判も然りでしょう。
ポイントは日常における部下とのかかわり方ではないでしょうか?
「激励し前進させ誇りとする」これを日常のコミュニケーションとして
行っていれば、つまり成果を出すプロセスに一緒にかかわり、共有して思い切ってやらせる。
その行動が周囲にも自分にも納得性を与えるものだと思います。
私自身振り返ると、今までの仕事でこのような上司が3人ほどいました。
共に闘い、叱咤激励され、任され、成果を評価してくれた上司が、
その出た成果を「企業としての成果」としてステークホルダーに、
事あるごとに堂々と発表している姿を見た時は、リーダーとしての
強烈なリーダーシップを感じました。
そんな経験を、私も部下やメンバーに対して発揮していけるよう
精進していきたいと思いました。
株式会社スタイルブランディング
平山正人