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部下ができることを問う/スタイルブランディング®コラム
(2010-06-15)
強みを生かすということは、成果を要求することである。
何ができるかを最初に問わなければ、貢献してもらえるものよりも
はるかに低い水準で我慢せざるをえない。
成果をあげることを初めから免除することになる。
~P.Fドラッカー「経営者の条件」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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上司が考えている以上に、メンバーは自分の強みや得意なことを
発揮したい願望を持っているものです。
ですから、メンバー一人ひとりとミーティングの機会を設定し、
「いかに強みを発揮した成果を期待しているか」
を伝える必要があります。
そこで大事なのは、「得意なことを発揮していればいい」と思わせるのではなく、
「得意だからこそ自己新記録を更新する成果を期待している」ことを
コミットする事だと思います。
また、そのような強みを発揮し続けてもらう秘訣として
「あきさせない」ことも大事です。
時には新鮮で少しチャレンジングな目標設定や、力の発揮の仕方を話し合い、
要求してみると、意外と前向きにコミットしてくれた経験があります。
いずれにしても自分のチームにきたら、
「厳しいけど達成感や成長感を実感させてあげる」
そんな上司でありたいと思います。
株式会社スタイルブランディング
平山正人