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未来を語る前に現実を知る/スタイルブランディング®コラム
(2011-03-01)
未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。
現実からしかスタートできないからえある。
~P.Fドラッカー「産業人の未来」
引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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非常に現実的な言葉です。正論です。
時には現実を無視した勝手な未来を考えることもあるが故の、
言葉かもしれません。
ましてや「考える」のと「語る」のとでは違ってきます。
キャリア形成のカウンセリングをする際も、
人事制度を変える際も、採用の面接をする際も、
「未来」を見据えて今の目の前のことに向き合うことは多々あります。
確かに現実からスタートさせていかないと、非現実的な
選択肢を並べてしまう危険性があります。
しかしながら、現実からスタートして積み上げて未来を語ると、
どうも発想や志向が現実的になり、それこそ未来が語れなくなる
危険性もはらんでいます。
未来を語って現実に向き合い、その狭間にある大きな壁や溝、
見えないものに対して、勇気を持って対峙する覚悟が一番
必要とされるのではないでしょうか?
株式会社スタイルブランディング
平山正人