スタイルブランディング®コラム

チェンジ・エージェントに必要な四つの活動/スタイルブランディング®コラム

(2011-07-15)


組織自らがチェンジ・エージェントへと変身しなければならない。
そのためには、
第一に、成功していないものは全て組織的に破棄しなければならない。
第二に、あらゆる製品、サービス、プロセスを組織的かつ継続的に
改善しなければならない。
第三に、あらゆる成功を追求しなければならない。
第四に、体系的にイノベーションを行わなければならない。

               ~P.Fドラッカー「ネクスト・ソサエティ」

引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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ここでは、チェンジ・エージェントに必要な活動を、
ドラッガーは4つに分けて整理しています。

これらを、マーケットの状況や自社製品・サービス・ノウハウ・課題、等々
複数に絡み合っていく経営資源やリスクを、継続性と調和を大事にしながら、
リアルな活動をしていかなくてはいけないと言うことです。

「組織的に廃棄する」という言葉は、重いですね・・
成功しない仕組みや組織体系に、見た目を変えた新しそうな物を乗っけても、
同じ結果が見えているという事を言っているのではないでしょうか?
(今の日本の政治みたいですが・・)

自分たちのサービスや仕組みが「陳腐化していないか?」
これを継続的に見て改善していかなければ、サービスや仕組みどころか、
存在そのものが陳腐化してしまう危険性があると言えるかもしれません。

株式会社スタイルブランディング
平山正人