スタイルブランディング®コラム

顧客の企業に対する関心は些細なものである/スタイルブランディング®コラム

(2013-10-09)

市場にとっては、いかなる製品、いかなる企業も重要な
存在ではない。最も価値があり、最も望まれている製品でさえ、
多様な製品、サービス、満足の一部にすぎない。
            ~P.Fドラッカー「創造する経営者」

引用:「実践するドラッガー【事業編】」/発行:ダイヤモンド社
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確かに「些細なこと」で購入する商品が変わったり、
購入すらしなくなったりということが、自分自身の生活の中でも、
多々あります。

コンシューマブランドをもつ企業に勤めているビジネスマンが、
必ずしも自社製品を使っているでしょうか?

企業側は、必死に競合他社の製品と差別化を図り、
訴求ポイントを作って浸透させることに注力しています。

そして自らが作った製品を陳腐化させ、
新たな視点の製品を投入していくような、消耗戦が続きます。

継続的に市場から選ばれる存在になるには、
消耗戦を繰り広げるだけではなく、
不戦勝できるくらいの価値を市場に、顧客に提供する必要がありそうです。

不戦勝に値する製品や、そのタネとなりそうなものは、
皆さんのヒジネスにはありますか?

株式会社スタイルブランディング® 平山正人