スタイルブランディング®コラム

複数の選択肢を得る/スタイルブランディング®コラム

(2013-12-17)

反証がないかぎり、反対する者も知的で公正であると仮定する。
明らかに間違った結論に達している者については、
「自分とは異なる現実を見て、異なる問題に気づいているに違いない」
「もしその意見が知的かつ合理的であるとするならば、彼はどのような現実を見ているか」
と考えなければならない。

          ~P.Fドラッカー「マネジメント(中)」

引用:「実践するドラッガー【行動編】」/発行:ダイヤモンド社
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私たちは、誰が正しいか、何が正しいか、にとらわれがちです。
しかし、真摯に述べられた意見は、誰であろうと、
どんな意見であろうと、どんなに変わった指摘だろうと、
選択肢として、または忠告として、真摯に扱う必要があるという事と捉えます。

その方が、意思決定をしようとしている事柄を多角的に見られるからです。

そうやって検討すべき選択肢を得ることが、
正しいと思える意思決定につながることは明白です。

ということは、反対意見を含めた真摯な意見が出てくる姿勢を持ち、
文化を作ることが、意思決定のためのベースなのかもしれません。

株式会社スタイルブランディング® 平山正人