スタイルブランディング®コラム

強みを総動員せよ/スタイルブランディング®コラム

(2006-10-29)


成果をあげるには、人の強みを生かさなければならない。
弱みからは何も生まれない。成果を生むには、利用できる限りの強み、
すなわち同僚の強み、上司の強み、自らの強みを総動員しなければならない。

                       ~P.Fドラッカー「経営者の条件」

引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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会社全体の事業戦略を考える時、組織のミッションを達成するための戦術を練るとき、
自分の会社の商品やサービスの強みや差別化を考えて、プランをたてますよね。
会議やなんかで、そんな場面を多く経験している方も多いでしょう。

しかし、それを実行する人材の強みまでブレイクダウンしているところは少ないのではないでしょうか?
いつも何かをする時に、集まる(集められる)メンバーが固定していませんか?

組織に限らず、自分自身の課せられたミッションを達成するためにも、
周囲の強みを総動員する必要があります。
安易に頼るという意味ではなく、丸投げする事でもなく、
お互いに周囲を巻き込んで、成果を確実に大きくしていくのです。

自分の強みの部分に頼られたり、強みを生かせると思うと、人間は気持ちよく行動します。
きちんと主旨を伝え、「あなたの得意な○○の部分で協力して欲しい」という言葉を伝えれば、
お互いに気持ちよく仕事ができますよね。

あなたの隣にいる人の強みは知っていますか?

株式会社スタイルブランディング
平山正人