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努力では習得できない資質とは/スタイルブランディング®コラム
習得することができず、
もともともっていなければならない資質がある。
他から得ることができず、どうしても身につけていなければならない資質がある。
才能ではなく真摯さである。
~P.Fドラッカー「現代の経営」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社
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「習得することができない資質=真摯さ」とドラッガーは言っています。
真摯さとは何か?
様々な答えが浮かぶでしょう。「正直さ」という言葉が浮かぶかもしれません。
これといった正解はないでしょう。
しかし、ここでドラッガーが言う「真摯さ」とは、会社経営を行なう
上で必要な資質であったり、リーダーとして必要な資質の事を言っています。
その観点で言えば、私は「真摯さ=一貫性」という言葉を思い浮かべます。
原理原則に従い、物事を公平に且つ大局的に捉え、発言と行動と判断が
一致している、そんな一貫性のある人が、周囲から信頼され、
リーダーシップを発揮し、大きな組織をまとめ上げる能力を有している
のではないかと思います。
つまり、立派なリーダとなりうる資質を有する人は、本来はそんなに多く
いるわけではないということになります。
ドラッガー曰く、努力しても習得できないと言っていますが、
少なくとも「真摯さを有した人」になろうとする努力は必要であるといえますね。
株式会社スタイルブランディング
平山正人