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チェンジ・エージェントの組織
変化ではなく沈滞に対して抵抗する組織をつくることこそ、 マネジメントにとっての最大の課題である。 そして、それは可能である。 ~P.Fドラッカー「マネジメント」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 変わることのリスクと変わらないことのリスク。 どちらを選択するか? 変わらないことに対する「怖さ」を知っている人を、 いかに組織の中に取り込むか? 社内にいないので..続きを読む
企業のウェイトコントロール
成果に向けての資源を集中するには、 ウェイトコントロールを組織的に行う必要がある。 新たな仕事を一つ手がけるごとに、 将来性のない仕事や生産性の低い仕事を一つ廃棄しなければならない。 ~P.Fドラッカー「乱気流時代の経営」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ この言葉を読んだとき、ちょっと例えが違うかもしれませんが、 昔母親に言われたことを思い出しました。 「新..続きを読む
船体に付着した貝を洗い落す
長い間航海を続けてきた船は、 船体に付着した貝を洗い落とす。 さもなければスピードは落ち、機動力は失われる。 ~P.Fドラッカー「乱気流時代の経営」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ================================================== 船も人間も企業も一緒・・・と思います。 しかしやっかいなのは、企業です。 なぜなら、「重さ」や「スピード感」がなかなか実感できないからです。 実感したときにはすでに「その時期を逸している」場合が、ほ..続きを読む
3年毎に見直す
イノベーションに優れた企業は、ほぼ3年毎にすべての製品、 プロセス、技術、サービス、市場を死刑の裁判にかける。 この製品やサービスを手掛けていなかったとしてなお始めるかと問い、 答えがノーであるならば、検討しようとは言わずに、どう手をひくべきかを問う。 ~P.Fドラッカー「マネジメント・フロンティア」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 「チェンジ・エージェントに必要な..続きを読む
組織的に廃棄する
イノベーションに優れた企業は、古いもの、陳腐化したもの、 もはや生産的でないものを、組織的に廃棄する仕組みをつくっている。 「品質さえよければ、馬車馬のムチの市場はいつまでもある」 とは考えない。 人のつくったものは遅かれ早かれ、通常は早く陳腐化することを知っている。 ~P.Fドラッカー「マネジメント・フロンティア」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ===================================================== 前回、「チェンジ・エージェン..続きを読む
チェンジ・エージェントに必要な四つの活動
組織自らがチェンジ・エージェントへと変身しなければならない。 そのためには、 第一に、成功していないものは全て組織的に破棄しなければならない。 第二に、あらゆる製品、サービス、プロセスを組織的かつ継続的に 改善しなければならない。 第三に、あらゆる成功を追求しなければならない。 第四に、体系的にイノベーションを行わなければならない。 ~P.Fドラッカー「ネクスト・ソサエティ」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ====================================..続きを読む
変化と継続を調和させる
組織はチェンジ・エージェントになるほど継続性の確立を必要とし、 変化と継続との調和を必要とする。 この調和こそ、マネジメントにとって、 実務的にも理論的にも最大の関心事たるべきものである。 ~P.Fドラッカー「明日を支配するもの」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 変化が激しいこの時代、 トップを交代させることが、この危機を乗り越える事に繋がるのかは、 継続..続きを読む
基本については継続性が不可欠
組織の基本にかかわること、 すなわち組織の使命、価値、成果にかかわることについては、 継続性が不可欠である。 チェンジ・エージェントにとっては、 変化が常態であるだけに、とくに基本を確立しておかなければならない。 ~P.Fドラッカー「明日を支配するもの」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ この言葉には、とても共感します。 まずは「基本」についてですが、 ド..続きを読む
変化をチャンスととらえる
チェンジ・エージェントたるためには、 組織全体の姿勢を変えることである。 全員が、変化を脅威でなくチャンスとしてとらえることである。 ~P.Fドラッカー「ネクスト・ソサエティ」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ================================================== 今の状況をどうとらえるか?ということを、 ドラッガーは言っているのだと思います。 これは変化が必要な時ばかりではないと思います。 うまくいっている時こそ、その状況と先を..続きを読む
自ら変化をつくりだせ
組織が生き残りかつ成功するには、 自らがチェンジ・エージェントすなわち 変革機関とならなければならない。 変化をマネジメントする最善の方法は、 自ら変化をつくりだすことである。 ~P.Fドラッカー「ネクスト・ソサエティ」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 =================================================== 今回のドラッガーの言葉ですが、「変化を自分から作り出せ」と。 それは「組織が生き残り成功するためには」という難しい前提がありま..続きを読む